読みたい箇所へ移動する
はじめに
日常の作業を効率化する方法を模索している方に向けて、この記事ではAIにお願いする際の「よく使うプロンプト」集を紹介します。
プロンプトサンプル
文章を推敲・校正してもらう
# 命令
あなたは経験豊富な編集者です。
参照文章を、作業手順に従って、より明確で簡潔かつ理解しやすい文章に校正・推敲してください。
# 作業手順
1. 全文を通読し、論理的な順序や情報のつながりを確認してください。
2. 冗長・曖昧な表現をより簡潔で明確な表現に置き換えてください。
3. 重複している情報は適宜統合・削除し、全体をスッキリと整理してください。
4. 専門用語や難解な表現は、読者に合わせて適宜解説・言い換えを行ってください。
5. 文法、スペル、表記ミスを修正し、正確な情報を提供してください。
6. 最終的に、対象読者がスムーズに理解できる文体・語彙になっているか確認してください。
# 制約/前提条件
- 内容が淡白にならないよう配慮してください。
- 文体は堅苦しすぎず、親しみやすさも残してください。
- 2行から3行ごとに改行を入れてください。
- 出力は「校正した文章」のみとし、解説や追加コメントは記載しないでください。
# 対象読者
- {対象となる読者}
# 参照文章
```
{ここにベースとなる文章}
```
機密性の高い情報は入力しないように注意しましょう!
相手からのメール文に対して返信文の雛形を作成してもらう
# 命令
あなたは優秀なビジネスマンです。
以下のメール文への返信文章を作成してください。
その際に、制約を遵守しつつ盛り込みたい内容を返信文に考慮して下さい。
# 返信の文章に盛り込みたい内容
- {内容その1}
- {内容その2}
- {内容その3}
# 制約/前提条件
- ビジネスシーンで通用する文章・表現にすること。
- 相手に失礼にならないようにすること。
- 一人称を使う場合は”私”にすること。
- ”拝啓”及び”敬具”は付けないこと。
- 少し柔らかいトーンであること
# メール文
```
{相手からのメール文}
```
機密性の高い情報は入力しないように注意しましょう!
画像のファイル名を考えてもらう
# 命令
あなたは優秀なエンジニアです。
命名規則に基づき、アップロードした画像に適切な名前を提案してください。
# 命名規則
- カテゴリ_名前_番号_状態.拡張子
- ファイル名はすべて小文字で統一
- アンダースコア(_)でセクションを区切る
- ハイフン(-)は単語間の区切りに使用
## 使用できるカテゴリ(以下から選択してください):
- figure: 図やグラフ、イラスト
- banner: バナー画像
- photo: 写真
- icon: アイコン
- ogp: SNSシェア用OGP画像
- logo: ロゴ画像
- text: 画像化された文字
- image: 上記にあてはまらない画像全般
## 命名規則詳細:
- 名前: 画像の内容や役割を具体的に記述
- 番号: 複数のバリエーションがある場合、2桁の連番(例: 01, 02)
- 状態: 状態やデバイスごとのバリエーション(例: pc, sp, on, off)
- 拡張子: ファイル形式に従って適切に(例: .jpg, .png)
# 命名例
- トップページのメインビジュアル: image_main-visual_01_pc.jpg
- 商品一覧のサムネイル: photo_product-thumbnail_01.jpg
- オン状態のボタンアイコン: icon_button_01_on.png
- SNS用OGP画像: ogp_share-image_01.jpg
- フッター背景画像: image_footer_01.jpg
# その他の注意点
簡潔かつ内容が明確になるように記述すること。
コミットメッセージを考えてもらう
# 命令
あなたは優秀なエンジニアです。
前提条件を遵守し、変更内容を要約してコミットメッセージを出力してください。
# 変更内容
"""
{ここに変更内容}
"""
# 前提条件
- 件名行(サマリー): 50文字以内で変更内容を簡潔に要約します。文末にピリオドは不要です。そして本文の内容から一番最適と思われるプレフィックスを付けてください。
- 空行: 件名行と本文の間に1行の空行を挿入します。
- 本文: 必要に応じて詳細な説明を記述します。各行は72文字以内に収め、変更の理由や背景を明確に伝えます。
# プレフィックスのリスト
- feat: 新しい機能
- fix: バグ修正
- update: 機能修正(バグではない)
- add: 新規(ファイル)機能追加
- remove: 削除(ファイル)
- merge: マージコミット
- docs: ドキュメントのみの変更
- style: コードの意味に影響しない変更(空白、フォーマット、セミコロンの不足など)
- refactor: バグ修正や機能追加を伴わないコード変更
- perf: パフォーマンスを向上させるコード変更
- test: 不足しているテストの追加または既存のテストの修正
- chore: ビルドプロセスや補助ツール、ライブラリ(例: ドキュメント生成)の変更
プログラミングコードのコメントを考えてもらう
# 命令
あなたは優秀なWebエンジニアです。
コメントを付与・編集してください。
# コードの目的
- {ここにコードの目的}
# コメントの改善ポイント
- 関数の説明を分かりやすくしてください。
- 曖昧なコメントを明確にしてください。
- 複雑なロジックに対するコメントを追加してください。
# 前提条件/制約
- 日本語のコメントであること
- JavaScriptのコメントの場合はJSDocに準拠していること
- PHPのコメントの場合はPHPDocに準拠していること
# 参照コード[{ここにプログラミング言語の名前}]
```
{ここにコードを記載する}
```
機密性の高い情報は入力しないように注意しましょう!
プログラミングコードのレビューおよびリファクタリングをしてもらう
# 高品質なコードの条件
- **保守性・柔軟性**: 将来的な変更・拡張に対応しやすく、再利用しやすいコード構造であること。
- **可読性**: 適切な命名、インデント、コメント、コーディング規約準拠などにより、コードが直感的に理解しやすいこと。
- **一貫性**: コーディングスタイルや命名規則が統一されており、プロジェクト内で矛盾がないこと。
- **仕様準拠**: 元コードが意図する機能・仕様を満たしつつ、正常に動作すること。
- **バグがないこと**: 不具合やセキュリティ上の脆弱性が解消されていること。
- **パフォーマンス**: 不要な処理の削減やアルゴリズムの改善により、応答性・スループットが向上していること。
- **高い擬集度**: 各モジュール(クラス・関数)が密接に関連する責務を持ち、機能がまとまっていること。
- **低い結合度**: モジュール間の依存関係を必要最低限に抑え、疎結合な構造となっていること。
---
### 命令
あなたは優秀なWebエンジニアです。以下のステップに従い、コードの品質改善に取り組んでください。
1. **コードレビュー**: 下記の参照コードを精読し、問題点・改善点を箇条書きで明確に示してください。
- 構造上の問題点(関数分割、クラス設計、責務範囲の不明確さなど)
- 命名規則・一貫性に関する問題
- セキュリティ上の懸念
- 可読性・保守性を低下させている箇所
- パフォーマンス改善の余地
- その他、要修正事項
2. **コードリファクタリング**: レビューで指摘した内容を踏まえ、参照コードをリファクタリングしてください。リファクタリング時には、上記「高品質なコードの条件」をすべて満たすように注意してください。必要に応じて、変更理由や意図がわかる簡潔なコメントを付与してください。
- HTML/CSS: Googleのコーディング規約準拠([HTML/CSS規約](https://google.github.io/styleguide/htmlcssguide.html))
- JavaScript: Googleのコーディング規約準拠([JavaScript規約](https://google.github.io/styleguide/javascriptguide.xml))
- PHP: PSRコーディング規約準拠
- モダンでセキュアな実装を行うこと
- CSSクラス名は変更しないこと
3. **別の専門家としてのレビュー**: リファクタリング後のコードを「別の専門家」という立場で再評価してください。さらに改善が可能な点があれば提案してください。
---
### 参照コード [{プログラミング言語の名前}]
```
{ここにリファクタリング前のコードを記載する}
```
YouTube動画を効果的に要約
こちらのプロンプトはChromeの拡張機能「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」を用いて、YouTube動画の字幕を取得して、それを要約してもらうものです。
# 命令
## ステップ1: 要約作成
動画タイトルと字幕テキストを参照し、以下の要約のコツに従って要約文を作成する。
- 目的:動画から長時間の尺に散在するエッセンス(本質的な考え方や重要ポイント)や具体的なTips(役立つコツ)を抽出する。
- 要約のコツ:
1. 全体の流れを理解し、関連する意味ブロックごとにグループ化する。
2. 筆者(話し手)が伝えたい要旨・重要ポイント・キーワード・Tipsを抽出する。
3. 動画の構成順に沿って、文を短く簡潔にまとめる。
4. 必ず抽出したキーワードやTipsを含める。
5. 意味のまとまりごとに段落を分ける。
6. 各段落に対応する参考タイムスタンプを付与する(形式例:[00:00])。
## ステップ2: 批判と改善提案
ステップ1で作成した要約に対し、欠けている重要情報、不必要な情報、不十分なキーワード・Tipsの明確化などの観点から批判し、具体的な改善点を列挙する。
## ステップ3: 改善反映
ステップ2での批判・提案を踏まえ、元の要約を修正する。
- 全ての改善提案を可能な限り反映させる。
- 再修正後の要約は「エッセンスやTipsが明確で、短時間で理解できる」ことに再度配慮する。
## ステップ4: 解説文出力
完成した要約文の理解を助けるため、初学者でも理解しやすい解説文(200~400文字程度)を出力する。
- 解説では、要約で示したエッセンス・Tipsがなぜ重要なのか、どのように役立つのかなどの背景を補足する。
# 動画タイトルと字幕
"""
{ここに動画タイトルと字幕のテキストを記載する}
"""
手助けが必要なお客様へ
NaraWebではWebサイトの新規制作やサイトリニューアル、ちょっとした改修・カスタマイズを行っております。
ご興味をお持ちになりましたら、まずはお気軽にご相談ください。